女性のライフスタイルは男性と比べて変化が大きいですよね。
結婚して「妻」となり、夫や義実家を立てながら地域での役割もあります。子どもができると今度は「母」として子供中心の生活へと変化し、子どもが大きくなると子どもがらみのつき合いも増えていきます。
いろいろな役割が増えて忙しさと家族との幸せを感じながらも、一人の女性として自分中心に過ごせた過去を懐かしいと思うことはありませんか?
もしかして、子どもや家族のことを優先して自分のことを後回しにしすぎていませんか?
お母さんだから、妻だからと自分の気持ちを押しつぶしていませんか?
自分を大切にすることを忘れてはいないでしょうか?
Contents
お母さんが自分を大切にすることは大切
子育ても結婚生活も時間をかけて育てていきます。
短期間なら多少の無理や我慢をし続けても大丈夫かもしれませんが、子どもの為、家族の為とお母さんが自分を犠牲にすることは子どもや家族にとっても、お母さん自身にとっても良いこととはいえません。
人の気持ちは意外と伝わるものです。伝わってほしいものは伝わらないのに、伝わらなくてもいいと思うものは伝わりやすいものです。
例えば、お母さんが「子どもの為に私は犠牲になっている」と思っていると、言葉や態度の端々から子どもに伝わってしまいます。
そうすると子どもは「自分がいるからお母さんは大変なんだ」「自分なんていないほうがいい」と【自己評価】が下がってしまいます。
子どもの幸せを願って我慢しているのに、結果として子どもが幸せを感じないのならせっかくの我慢が何のためにしているのか分かりませんよね。
それよりも、お母さんが幸せに笑っていると子どもは幸せを感じます。子どもにとってお母さんの愛が全てなんです。
ですから、お母さんが幸せで笑顔でいることが一番大切なのです。そのためにもお母さんが自分を大切にすることが大事になってきます。
お母さんが自分を大切にするとは?
そうはいっても、自分を大切にするってどうすればいいの?と思いますよね。
自分を大切にするというのは自分の気持ちを大切にすることです!
普段の日常の中で「これ好き」「これは嫌」「楽しい」「ワクワクする」「やりたくないな」というような気持ちを全てそのまま受入れていきましょう。
『嫌だ』『キライだ』と思ってはいけないと自分の気持ちにフタをしておさえないで下さい。全然苦しくなんかないよと強がらなくても大丈夫です。
自分自身に素直になることを許してください。「嫌だよね」「キライだよね」「苦しいよね」と自分自身の感情に共感してあげてくださいね。
『嫌』『キライ』『苦しい』『辛い』といった感情を抑えてしまうと、感情がどんどん大きくなってしまいます。そうすると抑えきれなくなって爆発してしまう可能性があります。
ですからその気持ちを認めてしまうほうがいいのです。
自分が好きなことを思い出してみましょう
自分が「好きなこと」「ワクワクすること」「やってみたいこと」を思い出してみましょう!ずっと自分のことを後回しにしていると、なかなか出てこないかもしれません。
最初はちょっとした小さなことでいいのです。「一人でカフェに行ってゆっくりしたい」「ショッピングに行きたい」「映画を見に行きたい」といったように。
最初は出てこなくても、しばらくしてからふとした拍子に出てくるものです。そしてあれもこれもとどんどん出てきたりします。
そして、出てきたら今できる範囲でやってみましょう!自分がやる!と決めたら、意外とすぐに出来ることもあると思います。
自分のやりたいことをやる許可をどんどん出してあげてください。
私も子どもがいるから・・・と勝手に諦めていました。ですが、小さなやりたいことからやってみることで、自分にやりたいことやる許可を出せるようになりました。
もしも、時間やタイミングが必要なものでしたら、少しずつ勉強して知識を身につけたり準備をしておけば、チャンスがきた時にそのチャンスを逃すことなくしっかり掴むことができます。
誰かに頼って『自分の時間をつくる』という選択肢があってもいいと思います。特に思いつくことがなければ、ゆっくりリラックスする時間をつくるのがおすすめです。
もっともっと大切な自分を喜ばせてあげましょう!
自分を大切にするから子どもも大切にできる
私たちは「幸せになる!」と決めるから幸せになることができます。
楽しむ気持ちを忘れずに「笑顔」で「いい気持ち」で「幸せだな」と思っていると、もっと笑顔になれること、いい気持ちになれること、幸せだとおもえるようないいことがやってきます。
お母さんが自分の幸せを望んでいいのです!
子ども以外の楽しみや大切にしてきたことを我慢したり抑え付けるよりも、全部楽しむぐらい欲ばりになっていいと思います。
自分の心を大切にするからお子さんのことも大切にできます。
ありのままの自分にオッケーが出せるから、お子さんのありのままの姿も受け入れられると思います。
「自分を大切にする」と決めて下さいね。