子育てをしながら仕事もするママ、ワーキングマザーが年々増えています。
何とか保育園に子どもが入れて働くことが出来るけど、子どもと一緒に過ごせる時間が少ないことや仕事で疲れてゆっくり子どもと向き合えないなど働くママの悩みがありますね。
仕事と子育てを両立するのは本当に大変ですよね。
子どもにも職場にも罪悪感を感じる、専業主婦のママと比べて自分を責めてしまう、家事や子育ての分担に関する不満など…
働くママがお子さんと笑顔で過ごすためにどんなことに気をつけるといいのでしょう?
Contents
働くママの良い点に目を向けてみましょう
働くママが感じている「子どもと過ごす時間が少ない」「時間がなくて忙しい」など多くの悩み。
ですがその反対に、働いているからこその良い点にも注目してみましょう。
①経済的な余裕
ママが働くことで収入が多くなり、家計が楽になります。
正直にいって子どもを育てるにはお金がかかります。生活費はもちろん子どもが大学までいくのにかかる教育費となると大きなお金が必要になります。
自分で働いているので自分のためにもお金を使いやすいですし、自分で稼げるという自信にもなりますね。
②社会とのつながり
仕事のことや職場の人間関係などで悩むこともありますが、仕事を通じて社会と繋がっていることは自分の存在意義を感じて自信を持てることになります。
家庭以外に自分の居場所があること、仕事をすることで自分の人生を生きているという充実感もあります。
③時間のメリハリ
人それぞれですが仕事の時間は決まっていますね。その時間に合わせて動くことが必要になります。つまり仕事をすることで時間のメリハリがつきます。
また忙しいので限られた時間を有効に使うようになります。
④子育てを助けてもらえる
仕事をしている間はお子さんを保育園や祖父母などへ預けることになります。
1人で子育てを抱え込んでしまうと大変です。ですから、子育てを誰かに手伝ってもらることはとっても良いことだと思います。
お母さんだけが子どもを育てなければいけないのではありません。いろんな人との関りの中で子どもは育っていきます。
お母さんはどんどん子育てを助けてもらっていいのです。
子どもと過ごす時間は「量」より「質」
働いている時間があるということは、どうしてもその分子どもと過ごす時間は減ってしまいます。
ですが、子どもと過ごす時間で大事なのは時間の長さではなく一緒にどんな時間を過ごすかということです。
どんなに長い時間を子どもと過ごしていても、ママがいつもイライラする感情を子どもにぶつけていたり、子どもの気持ちを大切に出来ないのではいい時間を過ごしているとは言えません。
それより1日のうち一緒に居られる時間は少なくても、子どもが今日あったことを話したらしっかり聞いてもらえること、子どものどんな気持ちにも共感してもらえること、甘えたい気持ちを受けいれてもらえることの方が子どもは嬉しいのです。
子どもに家事を手伝ってもらって一緒に家事をするのもいいですね。
働くママだから気をつけたいこと
①がんばりすぎないでください
朝早く起きて、家事、子どもの世話、自分の支度をして仕事へ行って、時間内で仕事を終わらせたら、お迎え、食事の支度、片づけ、お風呂、寝かしつけと最低限のことをしているだけでもあっという間に1日が終わっていきます。
誰かに手伝ってほしくても手伝ってくれる人がいないこともあると思います。
子育ても仕事も家事もと完璧を目指さないようにして下さい。出来ないことがあって当然です。抱え込みすぎないようにしてください。
ぜひ、もっと楽になるようにしてみてください。便利な家電やサービスを利用することも検討してみるといいですね。
心に余裕をもつと笑顔になれて、子どもとの時間を楽しめるようになると思います。
②自分の時間を作りましょう
働くママにはやることがいっぱいです。あっという間に毎日が過ぎていきます。例え短くてもいいので自分の時間を作ってみてください。
自分の好きなことをする楽しい時間です。録画したドラマをみる、動画を見る、セルフマッサージやネイルをする、ヨガをする、カフェでぼーっとする、友達と会うなど自分のための時間です。
子どものこと、家族のこと、やらないといけないことに追われる毎日です。自分のことを後回しにして毎日頑張っています。自分自身のケアもしてあげて下さい。
自分のための時間を作ることで「また頑張ろう!」と思えるようになりますね。
子どもとの時間にしたいこと
①スキンシップ
子どもと一緒にいられる時間はママも子どもも嬉しいです。ぜひスキンシップをして下さい。
朝、出かける前、帰ってきた時、寝る前など挨拶と一緒に抱きしめてあげて下さい。「大好きだよ」と伝えてください。
手をつないで歩いたり、お膝にのせたり、頭をなぜる、背中をなぜるなどたくさんのスキンシップを心掛けてみてください。
ママがお子さんを大切に思っている気持ちがより子どもに伝わると思いますし、大好きなママに抱きしめてもらえること、ママとふれ合っていられることは子どもにとって本当に嬉しいことです。
ママ自身も子どもとのスキンシップで癒されていることに気がつくと思います。
②子どもの話をきく
ぜひ、子どもの話を聞いて下さい。今日どんなことがあったのかと一緒に、どんな気持ちだったのかも聞いてください。
そして、子どものその気持ちに共感してあげて下さい。嬉しい、悲しい、楽しい、辛い、悔しい、どんな気持ちも受け入れてもらうことで子どもは気持ちの整理ができます。
子どもの話を聞いて親子のコミュニケーションがとれていると、子どもの心は安心して安定します。
精神的に満たされた子どもは、また頑張ろうと自然と意欲がわいてくるのです。また、よい親子関係も築いていくことができます。
頑張ってる自分を認めてあげてください
ママとして、仕事をする女性として、妻として、一人の人間として、色々な面をもっている女性は本当に忙しい中とても頑張っています。
毎日全てを頑張っている自分自身を認めてください疲れた時は休むことを忘れずに、出来ていることに目を向けてほしいと思います。
ママは子どもにとって、家族にとって大きな影響力を持っています。
ママが苦しんでいたら、子どもも苦しみます。ママが楽しんでいたら、子どもも楽しみます。
出来ていないことを子どもや家族に「ごめんね」と謝る子育てよりも、「ありがとう」と伝える子育てにしていけたら素敵だと思います。