はじめまして!
このブログの管理人をしています、母子キャンプが大好きなえなと申します。
この度はえなの子育て母子キャンプブログに来てくださって、ありがとうございます。
プロフィールにも目を通していただき、心から感謝します。
えなはどんな人間なのか?
人となりを知っていただきたいので自己紹介やキャンプの魅力をさせてくださいね。
自然体験を通じて子育ての悩みがなくなっていき、子どもとゆっくり向き合うことの大切さを知っていただきたいと願っています。
Contents
親子でキャンプを楽しんでいます
1975年生まれ。
愛知県出身で今は滋賀県に住んでいます。
歌手は槇原敬之さんが昔から大好きです。
・キャンプが好き
・おしゃれが好き
・体を動かすのが好き
・海が好き
・美術館が好き
・マンガが好き
掃除・片付けはちょっと苦手(笑)
そんな主婦です。
自営業の夫、娘、息子、義理父と一緒に田んぼに囲まれてのんびり過ごしています。
「うちの子最高!」と思っている親バカですw
今では
・家族キャンプ
・母子キャンプ
・グループキャンプ
とキャンプを楽しんでいる私ですが、
実は子どもの頃は、キャンプどころかハイキングもバーベキューもやったことがなく、アウトドアとは一切無縁に育ってきました。
そんな私がどうしてキャンプ大好き人間になっていったのか?
ワンダーフォーゲル?山登りって何?
そんな私がキャンプと出会ったのは大学生になった時でした。
特に入りたいサークルがあるわけでもなかった私は、友達が興味をもったワンダーフォーゲルに話を聞きに行くのについていきました。
全然興味のなかった私は、友達が質問したり話を聞いている横で、ただ話を聞き流して写真をちらっと見ながら終わるのを待っていました。
山登りについて見たことも聞いたこともなくて、全く想像すらつかなかったのです。
その後、友達はワンダーフォーゲルに入ることを決めました。
そしてなぜか私も一緒に入ってしまい、後でとても後悔することに…
山に登ってキャンプもするので、先輩と一緒にまずは道具を買いにいきます。
初めて登山やキャンプ用品のお店に行き、見たこと無いものが並ぶ店内で、先輩が教えてくれる通りに寝袋、靴、大きな登山用リュック、その他一式を揃えました。
金額は・・・
「10万円もかかるの!!!」
という衝撃を受けたのを今でも覚えています。
「私に出来るの?」
という不安な気持ちも当然ありましたが、それ以上に
大きなお金を使って装備を買ってしまったので後には引けない状況になってしまったのです。。。
それから体力作りのトレーニングを続け、初めての新入生歓迎登山がありました。
これが本当にきつかった。。。
重たい荷物を背負ってひたすら登ります。
登ったことのないような岩場、いつまでも続く山道に、
「この山から下りたら絶対やめてやる!!」
と心で叫びながらようやく登頂。
やっとたどり着きしんどくて景色を見る余裕もなく座りこんで息を整えました。
落ち着いてから周りを見渡すと、きれいな景色に大勢の人だかりがありました。
ようやく登り切った達成感を感じる余裕もできて、
「山登りって、なんかいい!」
と思ってしまったのは山の魔力だったのでしょうか。
絶対にやめてやると思っていたはずなのに私はその後もワンダーフォーゲルを辞めず、山登りはもちろん、
・縦走
・無人島でのサバイバルキャンプ
・スキューバダイビング
などなど色んな経験をして、大自然の綺麗な景色や不思議さ、そして自然の中で過ごす楽しさに目覚めていってしまったのです(笑)
結婚し環境の変化に戸惑いついに別居へ
そんな学生生活の中で、違う大学のワンダーフォーゲル部だった夫とご縁があって交際が始まり、社会人となりその後、結婚しました。
夫の家は過疎化が進んだ田舎にあり、田んぼや山を持っていて、お米を作る兼業農家でした。
いわゆる農家の長男の嫁として同居することになりました。
実家でも祖父母と暮らしていたため、同居に対して何とかなると軽く考えていましたが、家の子と嫁では立場が違うことで大変さが違うことを思い知りました。
夫は仕事が忙しいので休みも少なく、早朝に仕事へ行き深夜に帰ってくるので家にはほとんどいません。
大人3世代6人分の慣れない家事を必死にこなしながら、
「結婚って何?」
「私は誰と結婚したんだろう?」
「なんのために生きているんだろう?」
とグルグルとマイナスなことを考える日々。
周りに悩みを相談できる人もおらず。。。
環境や生活習慣の違い、それぞれの家による考え方や常識の違いに苦しみ我慢が重なり体調を崩すことが多くなっていきました。
そんな中、夫のたまの休みに友達夫婦仲間と一緒にバーベキューをしたり、2人でキャンプへ行くことでなんとか心を保っていました。
しかし、長男の嫁に不満を持つ義理両親と私をかばってくれる夫の衝突はだんだんと激しくなっていったのです。
そしてついに夫は両親と大喧嘩し、私達夫婦は同居をやめてアパートを借りて2人で暮らすことにしました。
同居をしていた頃は、義理母は癌のため手術をし入退院を繰り返していました。
また、一緒に住んでいる夫の祖母も体を悪くし入院した為、毎日2つの病院へ通う日々。
退院しても2人ともあまり動けないので、私が家事からお世話その他すべてを一人でやらないといけないため、とても
「子供が欲しい」
なんて思えないような余裕のない毎日を送っていました。
夫の実家を出て2人で暮らすようになり、新婚生活をやり直すように2人の生活を楽しむことができ、私も元気を取り戻していきました。
派遣社員で働き、人との繋がりもできて充実した毎日を過ごすうちに大切な子どもを授かりました。
分からないことだらけの子育てがスタート
私たちは出産を機に、もう一度同居をすることにしました。
「田舎のほうがのびのびと安心して子どもを育てられるのではないか?」
と思い、これから子どもを育てていく経済状況、夫の実家の状況も変わっていたことなどを考えた結果でした。
出産は私の実家に帰って里帰り出産をしました。
ちょうど夫が会いに来てくれた週末に出産したので、夫は出産に立ち会うことが出来、娘を抱いてから帰って行きました。
産前も産後も実家の母が一生懸命サポートしてくれて、本当にありがたくて感謝しきれません。
実家の母に教えてもらいながら赤ちゃんのお世話をし、初めての子育てが始まりました。
父と母に助けてもらってゆっくり産後を過ごさせてもらいましたが、実家から家へ帰る日がやってきました。
家にいるのは夫と義父と80代後半の義祖母なので、初めての子育てで分からないことがある時は母に電話して聞いたり、インターネットで調べたりしていました。
私も初めての子育てに肩に力が入っていたと思います。
「どうやって育てるのが子どもにとっていいのか?」
と思い、それこそ数百冊の育児書を読み漁りました。
今まで全く知らなかった子育てという世界が目の前に広がって、大変さもありますが新しい世界を知ることがとても楽しかったです。
本の中で
「木のおもちゃがいい」
と読んで、金額がちょっと高めの木のおもちゃを買ってみたり、
「絵本の読み聞かせがいい」
と知って、絵本を読み聞かせをしたりして、初めての子育てに必死でした。
ただ・・・
・早期幼児教育
・自然育児
・モンテッソーリ
・シュタイナー
etc
いろいろな本を読めば読むほど、何がいいのか分からなくなっていきました。。。
そんな時に
「自己肯定感を育てる子育て」
ということを知り、何よりも心を育てること、その土台が1番大切であることを知って、
「ああ、私の知りたかったことはこれだ!」
と思い、私の子育ての軸が決まりました。
⦅Before⦆
・子どもをちゃんと育てないといけない
・しっかりしつけをしないといけない
・なんでもかんでも親が手助けしないといけない
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
⦅After⦆
・子どもには自分で育つ力がそなわっている
・親は子どものことを信じてサポートすればいい
・なんでもやり過ぎずるのは子どもの自立心が育たない
肩の力が抜けて子どもと過ごす時間を楽しめるようになりました。
また、子どもを抱っこをしていると年配の方からよく
と言われ、抱っこをしてはいけないのかと不安になったりもしましたが、
子どもが小さいころは徹底的に甘えさせていい!
ことを知った私は心置きなく思いっきり子どもとスキンシップをとることができました。
ですが頭で分かってはいても、思ったようにいかないこともあるのが子育てですね。
ありのままの子どもを受け入れようと思ってはいても、イライラして怒りすぎてしまい子どもの寝顔を見ながら反省することもよくありました。
子育ては自分育てと言われるように、子どもを育てながら、子どもと一緒に少しずつ私も成長していたのだと思います。
子どもが大きくなってきてもいつでも子どもに学ばせてもらっているなと思います。
子どもと一緒にキャンプへ行きはじめます
娘が1歳になり初めて娘と一緒にキャンプへ行くことにしました。
子どもを連れてキャンプへ行くのは初めてなので、何かあってもすぐに対応できるように家から近いキャンプ場を選びました。
小さい子どもを連れての久しぶりのキャンプに多少心配や不安を感じましたが、行ってみたら何も心配することもなくキャンプを楽しむことができました。
まだよちよち歩きの娘も外でたくさん遊んで疲れたのか、夜もあっという間に寝てしまいました。
家にいると家事などやらないといけないことに追われながら子どもと接するのが、キャンプだとテントなどの準備さえしてしまえばゆっくり過ごせます。
気持ちに余裕を持って子どもと過ごすことができて、一緒に過ごす時間を大切にできるので
「子どもと一緒にキャンプをするってとっても良い!」
と気がつきました。
それから3歳ぐらいまでは近場のキャンプ場で子どもと一緒にキャンプを楽しみました。
子どもはおもちゃなど持っていかなくても、自然の中にある葉っぱ、木の実、木の枝、石などで想像力をフル活用して遊びます。
夏は川で水遊びが思いっきりできます。
キャンプなのでいくら汚して遊んでも大丈夫です。
もちろん着替えの準備はばっちりです。
ある時は野生の小鹿がすぐ近くまできて、子どもと一緒に静かに観察できました。
とても嬉しかったようでキャンプから帰っても小鹿のことを話していました。
キャンプ場内を散歩したり、ハンモックに乗ってのんびりくつろいだり。
娘もキャンプが楽しくてキャンプへ行くのを喜んでいました。
よく行っていたキャンプ場はそんなに設備が整っているところではありませんでしたが、とても自然を感じられるキャンプ場でした。
人も少なく、静かで、日常を離れてゆっくりとでき、自然の中で過ごすことで癒されました。
またこの頃から、ママ友たちとキャンプ場で宿泊施設のバンガローをみんなで借りて母子キャンプを私の音頭で楽しむようになっていきました。
お母さんと子どもだけですが、バンガローなら普通の家のようにキッチンもお風呂もついています。
布団もレンタルできるので、食材と着替えなど持ってくるだけでお手軽に母子キャンプが楽しめます。
宿泊料金も旅館やホテルに泊まるより安いのも主婦には嬉しいです。
子ども達も一緒に遊ぶことができるし、兄弟も一緒なのでお兄ちゃんやお姉ちゃんに遊んでもらったり、小さい子の面倒をみたりととても楽しそうでした。
みんなで流しそうめんを食べたり、炭火でバームクーヘンを焼いたり、草木染め体験をしたり、バーベキューをしたりと、普段なかなか出来ない体験を楽しみました。
ご飯もみんなで作って、ワイワイ大人数で食べて盛り上がります。
子どもが遊んでいる横でお母さん達はゆっくり話が出来て、子どもとお母さんのお泊まり会みたいで楽しい思い出がたくさん出来ます。
家族でゆっくり楽しむキャンプもグループでワイワイ楽しむキャンプもどっちも大好きです。
キャンプって本当にいいことだらけなんです!
元気な子ども達にはキャンプが1番でした
息子が生まれ子どもが2人になると、今まで子ども1人の子育てが大変だと思っていたのが実は楽だったと思うぐらい時間がなくなりました。
2人目ということもあり、子育て自体は少し気持ちの余裕が持てるようになりました。
娘も弟の面倒をみてくれるのでとても助かりました。
やはり男の子は女の子とはいろいろ違っていました。
娘を連れて大人が行きたいところへ出かけることは出来ましたが、息子は大人しくできないので行く場所によってはこちらが疲れてしまうことが多くて…
「それなら周りに気を使わずに思いっきり子ども達が遊べて大人も楽しいキャンプへ行こう!」
となり、キャンプへ行く回数が増えていきました。
ちょうどその頃キャンプブームがはじまり出していて、今までは見かけなかったようなキャンプ道具を見かけるようになっていました。
もともと山登りからキャンプを始めたので最小限のキャンプ道具でキャンプをしていましたが、キャンプへ行くと
「あれがあるといいね、便利だね」
ということが分かり、少しずつ道具を増やしながらよりオートキャンプを楽しめるようになりました。
また、遠くにキャンプ旅行へ出かけるようになり、キャンプの幅が広がりました。
上の子が小学生になり、新しくキャンプ好きな家族と知り合って、キャンプ情報を交換したり、何家族かと一緒にグループキャンプを楽しむようになりました。
グループキャンプで行くハロウィンキャンプは子どもたちも大喜びでした。
キャンプ場がイベントとして企画してくれていて、参加する子どもの人数分のお菓子を用意して行きます。
仮装をして、子ども達はそれぞれのテントを周ってお菓子をもらっていくのでお菓子をたくさんもらえます。
そのあと友達と一緒にお菓子パーティーを楽しんでいました。
また、夫が仕事が忙しくてキャンプへ行けないので、簡単にテントが設営できるワンタッチテントを買って私と子どもだけで母子キャンプへ行く回数も増えました。
子どもたちも家族でキャンプへ行くと親まかせだったことも、母子キャンプだと大切な戦力として大活躍してくれます。
自分たちで出来るように道具を選び、工夫することで自信がついたようです。
自然体験が子どもを成長させてくれる
自然体験は子どもの成長発達にいい影響を与えると言われています。
自然の中では、五感全てが活発に働きます。
子どもは目にうつる自然に興味を持ち、聞こえてくる音、匂いを感じ、触ったり、味わったりと五感を通じて体験したことは深く心に残るでしょう。
子どもはキャンプを通じてたくさんのものを得ることが出来ると思います。
キャンプのメリット
探究心
協調性
自分で考える力
コミュニケーション能力
トラブル回避能力
身体能力の向上
自然への感謝と畏怖
便利な日常への感謝
これらはまさに生きていくために必要な能力だと思います。
キャンプをすることで子どもは自然と生きる力を身につけていきます。
また、毎日忙しい大人も自然の中でゆっくりと過ごして癒されます。
子どもにも大人にもキャンプは良いことづくめですね。
子どもと一緒に過ごせる時間を大切にしたい
キャンプへいくと全てを自分たちですることになります。
だからこそ声を掛け合って協力したり、助け合うことで自然と会話が増えます。
普段は気がつかなかった一面に気が付くこともあります。
自然の中での開放感に気持ちに余裕が出来て、子どもの話をよく聞いて子どもと向き合えます。
そしてお母さんが楽しんでいると、子どもも喜び、子どもも楽しむことができます。
一緒に感動したり、トラブルを乗り越えてあとで笑い話になったりと、いろんな体験を共有することで親子の絆が深まっていきます。
小さかった子どもが大きくなるのはあっという間です。
小学生でも習い事で忙しかったり、中学生になれば部活も始まり、親と出かけるよりも友達と出かけるようになります。
キャンプ体験は親から子どもへ渡せる最高のプレゼントになると思っています。
子どもと一緒に過ごせる時間は思っているよりも短くて貴重なものですね。
ぜひ、その貴重な時間を大切に楽しみながら、親子の絆を深めてもらえたら嬉しく思います。
子育てのことやキャンプのお役立ち情報など、私にしっている日常が豊かになる知恵をこのサイトではご紹介させていただきます!
私もこれからも子どもと楽しくキャンプをしながら、子どもと一緒に成長し、子育てを楽しんでいこうと思っています。
あなたとご縁を持てたことに感謝いたします。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいたただき本当にありがとうございました!