子どもが幸せに育つために、そして生きていくために一番大切なのは
「自己肯定感」ですね。
その大切な「自己肯定感」を子どもに持たすためには、
親は一体何をしたらいいのでしょうか?
明橋大二先生は著書の中で、自己肯定感を育む8つの方法を教えてくれています。
一体どんな難しいことをしないといけないのだろう?
と構えてしまいますよね。
でも大丈夫です!
きっと読んで頂いたら安心してもらえると思います。私も安心しました。
それでは、明橋大二先生の著書
「子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方」から
自己肯定感を育む8つの方法を聞いてみましょう。
Contents
明橋大二先生はどんな人?明橋大二先生のプロフィール
明橋大二先生のことを初めて知った方もいらっしゃるかもしれませんので、明橋大二先生のプロフィールを簡単にご紹介させていただきます。
明橋 大二(あけはしだいじ)
昭和34年、大阪府生まれ。 京都大学医学部卒業。 子育てカウンセラー・心療内科医。 国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科、愛知県立城山病院をへて、真生会富山病院心療内科部長。 児童相談所嘱託医、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長。 専門は精神病理学、児童思春期精神医療。
著書は「なぜ生きる」(共著)、「輝ける子」、「思春期にがんばってる子」、「翼ひろげる子」、「この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ」、「10代からの子育てハッピーアドバイス」など多数。
明橋大二先生のおかげで子育てで大事なことが分かり、悩みが減って子育てが楽しくなりました。
明橋大二先生の著書より「自己肯定感を育む8つの方法」
やる気の土台となる自己肯定感を育む8つの方法
具体的に、どういう関わりで自己肯定感は育まれていくのでしょう。
実は、日々の子育ての中で、自然と行っていることがほとんどなのですが、ポイントを8つに分けて並べてみました。
1スキンシップ
抱っこする、ハグする、ぎゅっとする、手を握る、頭をなでる、キスする、一緒にお風呂に入る 。
2ご飯を作る一緒に食べる
3一緒に遊ぶ
4泣いたらよしよしする
5子どもの気持ちを酌んで言葉にして返す
「嫌だったんだね」「寂しかったんだね」「嬉しかったね」
6 子どもの話を聞く
7絵本を読む
8子供をまるごとほめる
「大好きよ」「あんたといると楽しいわ」「どんなことがあっても、お母さんは味方だよ」「やっぱりうちの子が一番!」「おまえはいいやつだ」「とにかく、あなたのことを信じてるから」「生まれてきてくれてありがとう」
このような、子供をまるごとほめる言葉は「能力への自信」よりも「存在への自信」を育む言葉です。こういう言葉をかけ続けられた子どもは、自分の存在を全肯定されたと感じます。
ただ、もちろん、これを全部しないと自己肯定感が育たない、というものではなく、できることから、やっていけばよいと思います。
この中には、ほめるほめない以前に、子どもと、ごくふつうの生活でしていることも多くありますね。
こんなことで自己肯定感が育つのか、と思われるかもしれませんが、実は、ふだん、当たり前のようにやっていることが、子どもの自己肯定感を育てるうえで、とても大切なのだということを知っていただきたいと思います。
そういう意味では、子供をうまくほめられなくても、キレてばかりいても、とりあえず、子どものご飯を作ったり、身の回りのことをしたりしていれば、それなりに子どもにも伝わっていく、ということだと思います。
出典元:子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方(一万年堂出版・2010) / 明橋大二著 / P.38~44引用
明橋大二先生の著書を読んで自己肯定感の育てかたが分かりました
私は明橋大二先生の「自己肯定感を育む8つの方法」を知って、とても安心しました。
8つの方法のうち、半分以上が普段の生活でみんなしていることだったからです。
子どもとのスキンシップ、一緒にごはんをたべる、一緒に遊ぶ、泣いたらなぐさめる、
子どもの話を聞く、えほんを読むなど、子育てをしていたら本当に日常ですよね。
ということは、お母さん達はみんな自然と知らないうちに、
子どもの自己肯定感をちゃんと育てているのですね。
ついつい怒ってしまっていても大丈夫だと分かって、ほっとしました。
子どもをうまく褒められないなと心配しなくてもよかったのです。
無理して褒めるのではなく、子どものことを大切に思っていることを
言葉で伝えるようにしました。
「大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」は夜寝る前の恒例になりました。
明橋大二先生の「自己肯定感を育む8つの方法」を意識すると
子どもと過ごす時間が楽しくなり、以前よりも心が満たされるようになりました。
明橋大二先生に教えて頂いて、本当に感謝しています。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
読んでくださった方の心がすこしでも元気になってもらえたら嬉しく思います。