ミリオンセラーになった「子育てハッピーアドバイス」を書かれた
明橋大二先生をご存じでしょうか。
「子育てハッピーアドバイス」は子育てに不安や悩みを持つお母さん達に、
明橋大二先生がとっても分かりやすく子育てについて教えて下さる本です。
その本をよんで、ぜひ明橋大二先生の講演会へ行ってお話を聞いてみたい!
と思っても、子どもが小さかったり、開催される場所が遠いと
なかなか行けませんよね。
明橋大二先生の講演会がDVDとなってついている
「子育てハッピーセミナー」という本があります。
これなら家で明橋大二先生の講演会を聞くことができます。
明橋大二先生の講演会の内容について紹介させていただきますね。
Contents
明橋大二先生はどんな人?明橋大二先生のプロフィール
明橋大二先生のことを初めて知った方もいらっしゃるかもしれませんので、明橋大二先生のプロフィールを簡単にご紹介させていただきます。
明橋 大二(あけはしだいじ)
昭和34年、大阪府生まれ。 京都大学医学部卒業。 子育てカウンセラー・心療内科医。 国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科、愛知県立城山病院をへて、真生会富山病院心療内科部長。 児童相談所嘱託医、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長。 専門は精神病理学、児童思春期精神医療。
著書は「なぜ生きる」(共著)、「輝ける子」、「思春期にがんばってる子」、「翼ひろげる子」、「この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ」、「10代からの子育てハッピーアドバイス」など多数。
明橋大二先生のおかげで子育てで大事なことが分かり、悩みが減って子育てが楽しくなりました。
明橋大二先生の講演会、子育てハッピーセミナーの内容について
明橋大二先生の講演会は第1章から第3章まで、お話されています。
内容が分かるようにこちらに目次を紹介させてもらいます。
第1章 しつけより、勉強より、大切なこと
自己評価を育めば、子どもは必ずいい子に育つ
第2章 甘えていいときに、じゅうぶん甘えた人が自立する
子供の心は、甘えと反抗の繰り返し
第3章 輝ける子に育てるために、大人ができること
出典元:講演DVD付子育てハッピーセミナー(一万年堂出版・2008) / 明橋大二著 / もくじ引用
明橋大二先生の講演会を聞いて心に残ったこと
明橋大二先生の講演会を聞いて私の心に残ったこと、大切だと思ったことを
紹介させてもらいます。
第1章より
・日本の子ども達の「自己評価の低さ」が突出している。大人社会が子どもに対して否定的な言葉ばかり繰り返してきた結果だと思われる。
・日本の子育てはもっともっとおおらかであっていいのではないか、もっともっと日本の子ども達をほめてあげていいのではないか。
・子どもの心が成長していくうえでいちばん土台になるのが、「自己評価」「自己肯定感」
・「自己評価」「自己肯定感」を土台にしつけ、生活習慣が可能になり、その土台が整って初めて勉強が可能になる
・子どもが何歳になっても「手遅れ」は決してない。気づいたときから、自己評価を育て直していけば、いくらでもやり直しができる
第2章より
・子どもの心は子どものペースで依存と自立を繰り返すことで大きくなる
・じゅうぶん甘えて安心感をもらった人が自立する
・10歳まではしっかり甘えさせる
・子どもが思春期に反抗するのは、子育てが間違っていなかった証拠
第3章より
・子どもが小さいときのスキンシップが大事。「抱きぐせをつけてはいけない」は間違い。
・子どもが言葉を覚える前に、子どもの気持ちを酌んで言葉をかけることが大事。そうすることで子どもは自分の気持ちを表現する言葉を覚えていく。
・子どもの話をしっかり聞くと、子どもの自己評価を育てることになる
・話を聞くときに相手の言葉を繰り返すことが「わかったよ」という気持ちを伝えることになる
・こどものがんばりを認めて、「がんばってるね」とねぎらうこと
・ちょっとしたことでもいいので大人から子どもに「ありがとう」と言うことで、子どもの自己評価、自己肯定感が育まれていく
・ついついキレてしまうのは子どものことを一生懸命に考えているから。キレるのもオーケー
・子どもとは自己中心的で、失敗するし、言うことを聞かないものです。それが普通の子どもという現実を認める。全ては子どもが成長するのに必要なプロセス
・子どもを変えようとしなくていい。持って生まれた長所を見つけて伸ばすのが子育て。大人も肩の力を抜いてあきらめることも必要
・親は一生懸命がんばっている
明橋大二先生の講演会を聞いて、子育てに大切なことを再確認しました
今まで本の中でお会いしていた明橋大二先生に、
講演会DVDでお姿を見ることができてとても嬉しかったです。
以前に本で読んで学んでいたことや、忘れてしまっていた大切なことを
再確認できました。
自己肯定感、自己評価を育むことの大切さ、
しっかりと甘えることで自立できること、
親は子どものペースを見守ること、
スキンシップの大切さ、子どもの話をしっかり聞くこと、
子どもの言葉を繰り返すこと、「頑張ってるね」と認めること、
「ありがとう」と伝えることを日々忘れずに、ありのままの子どもを受け入れて、
子どもの自己肯定感を育みながら、肩の力を抜いて子育てを楽しみたいと思います。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
読んでくださった方の心がすこしでも元気になってもらえたら嬉しく思います。