明橋大二先生

明橋大二先生が教えてくださったHSC(ひといちばい敏感な子)とは

HSCという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

近頃、聞くようになった言葉だと思っていたら、

明橋大二先生が平成27年に、日本で初めて翻訳された

HSC解説本である「ひといちばい敏感な子」から

世の中に知られるようになっていたのですね。

それでは、明橋大二先生の著書、HSCの子育てハッピーアドバイスより

明橋大二先生にHSC(ひといちばい敏感な子)について

教えていただきましょう。

Contents

明橋大二先生はどんな人?明橋大二先生のプロフィール

明橋大二先生のことを初めて知った方もいらっしゃるかもしれませんので、明橋大二先生のプロフィールを簡単にご紹介させていただきます。

明橋 大二(あけはしだいじ)

昭和34年、大阪府生まれ。 京都大学医学部卒業。 子育てカウンセラー・心療内科医。 国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科、愛知県立城山病院をへて、真生会富山病院心療内科部長。 児童相談所嘱託医、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長。 専門は精神病理学、児童思春期精神医療。

著書は「なぜ生きる」(共著)、「輝ける子」、「思春期にがんばってる子」、「翼ひろげる子」、「この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ」、「10代からの子育てハッピーアドバイス」など多数。

明橋大二先生に教えていただいたことが、私の子育ての一番の土台になっています。

明橋大二先生のおかげで子育てで大事なことが分かり、悩みが減って子育てが楽しくなりました。

明橋大二先生が教えてくださったHSC(ひといちばい敏感な子)とは

アーロン博士との出会い

ひといちばい敏感な子(HSC=Highly Sensitive Child)とは、

アメリカの心理学者、 エレイン・アーロン 氏が提唱した言葉です。

私は、病院で精神科医として勤務しながら、スクールカウンセラー、

児童相談所の嘱託医として、たくさんの子どもたちに出会ってきました。

すると、子どもたちの中に、感覚的にも、人の気持ちにも、

とても敏感な子どもたちがいることに気づくようになりました。

そういう子どもたちは、とても豊かな感性を持ち、人の気持ちを思いやる、

優しいところを持つ一方、ささいな刺激に大きな影響を受け、

集団の中で、すぐ疲れてしまいます。

子どもたちが、どうしてそのような行動をするのか、理解しようとするときには、

この、「敏感さ」という、持って生まれた性質を知り、理解する必要があると、

しだいに確信するようになりました。

そんなとき、エレイン・アーロン氏のHSC という言葉に出合い、

まさに今まで私が感じてきたこと、そのものだと直感したのです。

私はぜひ、こういう子どもたちがいることを、

多くの人に知ってほしい、そして理解してもらいたいと思い、

『The Highly Sensitive Child』という、アーロンさんの本を邦訳し、

『ひといちばい敏感な子』というタイトルで、平成27年に出版しました。

するとどうでしょう。

全国から、「まさにうちの子です!」

「今まで、どこかこの子は他の子と違う、と思ってきましたが、

この本を読んで、すべてが腑に落ちました」

というような感想が続々届くようになったのです。

ネットやブログでも口コミで広まり、

やがて、テレビや新聞でも取り上げられるようになり、

近年、一気にその認知が広がりつつあると感じます。

アーロンさんは、かつてHSCであった、ひといちばい敏感な人から、

「自分の親にもこのことを知っていてほしかった」

という声をたくさん聞いたといいます

そこから、『ひといちばい敏感な子』という、HSC の子育ての本が生まれました。

この日本でも、多くの人がHSC のことを知り、

子どもも親も幸せになれる、そんな社会になることを願ってやみません。

出典元:HSCの子育てハッピーアドバイス(一万年堂出版・2010) / 明橋大二著 / P.18~21引用

明橋大二先生によるHSCの子育てハッピーアドバイス

HSC(Highly Sensitive Child)とは、ひといちばい敏感な子のことで

明橋大二先生が日本に紹介して下さったのですね。

とても豊かな感性を持っていて、人の気持ちがよく分かってしまうからこそ

他の子よりも、傷つきやすかったり、不安になりやすく、

生きるのに少し苦労してしまうこともある子どもたちがいることを、

明橋大二先生が教えて下さいました。

うちの子は、どうも他の子たちと違うのではないかと感じて、

不安を抱えていたお母さん、お父さん達にとって、

本当にありがたいことだったのではないかと思います。

HSCの子どもの周りにいる大人たちが、HSCについて知ることで、

HSCの子どもへの理解が深まり、個性として受け入れられるような

社会になっていくことで、子どもが生きやすくなり、

また親も子育てに笑顔が増えて、親子で幸せになれたら、

とっても素敵だと思います。

1人1人の個性を受け入れられる社会になっていきますね。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

読んでくださった方の心がすこしでも元気になってもらえたら嬉しく思います。